泡風呂旅行記

イタリア温泉旅行(シルミオーネ、リミニ、イスキア島)(by 空飛ぶドクターさん)

泡風呂
2006年(平成18年)10月23日から30日まで、イタリアの3ヶ所の温泉、温浴施設、温泉クリニックの視察旅行に行って来ました。一昨年末にブダペストの温泉は経験したのですが、もっと本格的に、ヨーロッパの、しかもやはり食べ物の一番おいしいイタリアの温泉を見てこようと思ったのです。イタリアは大きさといい、海に面した部分の多さといい、多くの日本との共通点があります。日本では余り知られていませんが、火山国でもあるので温泉もかなり多いという共通点もあるのです。いつの日か、日本人を連れてゆったりしたツアーを組み、そのスケジュールに温泉を入れたら面白いだろうというのが私の発想です。幸い、以前からの知り合いのイタリア人医師がリミニで温泉医をしています。ところで最近の私の旅は、出発前や出発直後にハプニングやトラブルが多かったのですが、今回は終盤にトラブルがありました。まぁ、多少のトラブルも楽しむのが海外旅行を楽しむ秘訣でもあります。経験を積んでこそ、旅の達人になれます。

23日はローマ経由で夜遅くヴェローナへ到着し、空港近くのホテルへ泊まりました。翌日はせっかくですので、少しだけヴェローナ見物をしました。ここの目玉は何と言っても、ロミオ(Romeo)とジュリエット(Juliet)の舞台になったあの愛を交わした大理石のバルコニーのようです。ジュリエットの家の中の見学ができます。そして、2階のバルコニーに上がれます。そこには、有名なせりふ「ロミオ、ロミオ、何故あなたはロミオなの?」が英語で書いてあります。但し、シェークスピアの英語のせりふは古語なので、"Romeo, Romeo, wherefore art thou Romeo?" です。昔一生懸命覚えた懐かしいせりふです。当然、横にはイタリア語でも書いてありますが、こちらは現代語と同じらしく簡単で、初心者の私が勉強したとおりで、"Romeo, Romeo, perche sei tu Romeo?" です。但し、イタリア語はローマ字読みで、「ロメオ」です。ジュリエットは少し変化して、Giulietta「ジュリエッタ」です。伊語を勉強し始めて、元ニューヨーク市長のジュリアーニさんの綴りも Giuliani というのが納得できました。

近くにジュリエットのお墓もあります。英語で tomb はb がサイレントで、「トゥーム」ですが、伊語は a が付いて tomba でローマ字読みで「トンバ」です。面白いと思いませんか?意外と多くの人は気がつかないようですが、ローマ字をアルファベットと同義語と勘違いしていますが、「ローマ字」は「イタリアの字」で従って、イタリア語の発音は確かに基本的には「ローマ字」読みで日本人には比較的簡単です。それはともかく、ジュリエットのお墓は、中庭にある地下埋葬所の石造りの古い狭い一室に、赤大理石の石棺が置かれているだけで、フタもなく、中は空っぽです。おまけに石棺には落書きが沢山あります。何だこれっという感じです。

そして、昼過ぎに目的地のシルミオーネへ行きました。ヴェローナのすぐ近く北西にイタリアで最大の湖、ガルダ湖があります。スイスとの国境のコモ湖の南東に位置しています。高い山々が湖を取り囲んでおり、北側のドロミテ山塊が壁となって冷たい北風を防ぐため温暖な気候のようです。その縦長の湖の南端中央から湖に突き出た細長い岬の突端に温泉地として有名なシルミオーネがあります。耳鼻咽喉系の病気の治療で有名だと地球の歩き方には書いていましたが、意味不明で今回実際に訪ねてみてやっと理解できました。車だとミラノからでも1時間足らずの距離だそうです。

ホテルにチェックインして聞くと、歩いていける所に、Virgilio という Terme(温泉、温浴施設)があるそうで、早速行きましたが、どうも治療専門のクリニックのようで、一般客は北側にある Cattulo へ行ってくれということでした。何故かここではタクシーが少ないのか呼んでもらっても1時間も待たされました。やっと、タクシーで北上しましたが、途中の城塞までで通行止めでした。城塞から歩いてしばらくすると、確かに Aquaria という名前の Cattulo 温泉がありましたが、明るいうちにその北端のカトゥッロの洞窟と呼ばれるローマ帝政初期の別荘の遺構が残っている観光地を見て来ました。岬の北端の高台にあり、ポンペイの遺跡のように古代ローマ時代の柱廊、温水プール、広い集会場などの遺跡が残っていて、バックには青緑色の湖が映えています。ちょうど夕焼けどきできれいでした。

それから、いよいよ Cattulo 温泉の Aquaria という名前の温浴施設へ行きました。日本と違って、水着着用ということは調べてあるので準備しています。入場料、5時間以内28ユーロ(最近はどんどん円安、ユーロ高で1ユーロが150円以上)を払うと、水泳用の帽子とバスタオルが渡されます。帽子もかぶらなければいけないようです。ここは朝10時から夜の10時までオープンしています。中に入りましたが、ロッカーがわかりません。誰かが教えてくれてようやく見つけましたが、回転式のロッカーで自分の鍵をかざすと回転して開くようになっています。従って、狭いスペースを有効に使っています。こんなロッカー初めて見ました。道理で見つからなかったはずです。

通路を通って行くと、半分屋内、半分屋外の温水プールがあり、屋外に3つ程度の温水プールがあります。温水プールと言っても、ちゃんと温泉水で、ここは硫黄成分が多いらしく例の独特の臭いがします。日本式に言うと露天風呂ですが、ガルダ湖に面していて、広々としてなかなかいい景色です。泡風呂が3種類位あり、泡のでる高さを調整して体の色々な部位をマッサージできるようにしているようです。寝そべっての泡風呂もあります。温度はやはり、日本人にはやや温めの38度程度のようです。考えてみると非常に合理的で、温度が温いからこそ、長時間お湯の中にいれるのです。ぬるい(温い)という漢字は温泉の温ということに漢字変換していて気がつきました。日本では、温泉、温泉と言う割には、温度が熱いのでお湯に浸かっている時間は意外と短いと思います。少しでもお湯の効能を期待するなら、心臓への負担も少ない温いお湯に長時間浸かったほうがいいはずです。熱めだと体を活動的にする交感神経が優位になるのに対し、温いと体を休めようとする副交感神経が働きます。基礎代謝を上げ、減量効果があるという説もあります。何でも、日本人が熱い風呂を好む理由は、内風呂がなかった頃の名残とされるそうで、銭湯や庭先にある風呂から戻る時、外気で冷えるのを防ぐためというわけです。ここの温水プールでビックリしたのは、かなり深く、背の低い私には首近くまでの深さがあり、これだと日本人の女性には一部深過ぎて溺れそうになるかもしれません。

ちょうど夕暮れ時になり、ガルダ湖畔に沈む夕陽を眺めながらお湯に浸かっているととても幸せな気持ちになります。日本の和風の庭園の露天風呂も素晴らしいですが、ここも少し違った洋風の露天風呂で素晴らしい。室内には、浅い歩くプールがあり、片道ほんの10m程度ですが、片方は暖かく、反対側は冷たくなっており、下肢の血管を刺激して、血流を良くするようになっています。冷え性の女性や下肢静脈瘤の女性などには有効でしょう。

数時間のんびり温泉を楽しんで出口で会計の時に、わざと自分は医者で日本からイタリアの温泉を見に来たと言うと、ちょうど責任者の女性がいて、私に興味をもち、2階の診療室を見せてくれることになりました。もう夕方なので、診察は終わっていて誰もいませんでした。なるほど、耳鼻咽喉系の治療で有名と言う意味がようやくわかりました。温泉水の噴霧を使った口からの吸入や、鼻からの吸入の道具が並んでいました。耳鼻科でない私には、詳細な区別はわからないし、もらったパンフレットは伊語だし、どう訳していいのかもはっきりしませんが、鼻腔の洗浄、エアロゾル、超音波によるエアロゾル、イオン化したエアロゾル、ネブライザー等々、と書いてあり、絵から想像するとそれぞれ鼻からや口から吸収され喉頭、気管、気管支、細気管支まで一部は届くということのようです。炎症性の鼻やのどや気管支の病気やアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などに有効なようです。昼間はここには医者が何人も働いているようです。彼女によると、ここの温泉水は4時間毎に紫外線Aを当て消毒し、24時間毎に温泉水は全て入れ替えて在郷軍人病(レジオネラ症)をちゃんと予防しているそうです。

彼女は転勤で1年間ロンドンにいたそうですが、やはりイギリスの医療保険システムはひどいらしく、イタリアに帰って来てよかったと言っていました。ちなみに、上記の温泉治療は一部はイタリアの健康保険が適用されるようです。何故か日本ではあまり知られてないようですが、サッチャー改革で経済的には成功したと言われているイギリスですが、医療制度は完全に崩壊しているようです。しかも、悪いことに経済学者はイギリスを成功例と見なしているので、経済財政諮問会議でも合理化と称
して医療費を削減することのみを真似しようとしています。

簡単に説明すると、イギリスでは、一応皆保険制度は維持されているものの(つまり、アメリカのように無保険者はいないけれど)、あまりに医療費を削減したので、医者や看護師は待遇が悪化するのに忙しくなり過ぎ、やる気を無くしたのです。マンパワーも器械も徹底的に不足し、癌の手術でも半年から一年待ち、日本では開業医でも常識の超音波検査でも一ヶ月待ちとか、信じられないような状態のようです。余りにひどく国民からも不満が続出したため、5年ほど前にブレア首相は徐々に医療費を50%増やすと宣言したのです。医者として恐いのは、患者もみなこういう状況に頭に来て、医療関係者に八つ当たりし、患者や家族による医者や看護師への暴力事件が後を立たないらしいのです(何せ、フーリガンで有名な国ですから)。経費削減のため、血液検査なども取敢えずは保留し、後日、万が一こじらせてから初めて検査するようです。確かに、お金だけ考えればこちらの方が合理的です。手遅れになることもあるでしょうが。

日本では当たり前と考えられているフリーアクセスもありません。いきなり専門医には診てもらえず、決められたかかりつけ医を受診し紹介状を書いてもらってしか専門医には行けないのです。但し、日本人のエリート社員は勘違いしているかもしれませんが、余りに公的保険がひどいので、資本主義の国らしく一流企業では高額な民間医療保険に入っており、ここではすぐに検査や手術が受けられるようです。結局は、貧富の差の激しいアメリカと実態は同じなのです。今のままでは、日本の医療制度も同じ過ちを犯すのではと、私は危惧しています。日本では何故か医療費が高いと声高に言われていますが、実はGDPに対する医療費の割合は先進国の中で、最近イギリスにも抜かれて日本がビリになりました。医療費が30兆円と言われると、ピンとこず高い気がしますが、パチンコ産業が同じ30兆円産業らしく、葬儀産業も15兆円産業と聞いたことがあります。どっちが大事かは子供でもわかると思うのですが・・・

夜も更け、帰りの足がやや不安でしたが、やはりおいしいものを食べたいので、レストランを捜しました。最悪の場合は40分程歩けば、ホテルまで真っ直ぐな道なので何とかなると思っていました。まぁまぁのピザを食べ、支払う時にタクシーを呼んでもらうようにウェイターに頼むと、10時過ぎはこの町ではタクシーが営業を終わってしまっていると言われました。そんなの初めてです。でも、やさしいウェイターは少し待ってくれれば、仕事が終わって自分の車で送ってくれると言ってくれました。やはり、私とイタリア人の相性はいいようです。こうして、何とかなってしまうのです。有り難いことです。さすがに、チップは渡しましたが。

3日目、シルミオーネからタクシーに乗り、近くの小さな駅へ行き、ヴェローナで特急電車に乗り換えて南東の方向へ2時間ほどで東海岸の Rimini へ着きました。ここでのホテルは知人のパッシーニ先生の指定のホテルで目的のリミニ温泉診療所にも近いとのことです。わかりやすい町で、海岸沿いにまっすぐ道路が伸びています。そのまっすぐな道路沿いにホテルが並んでいて、ちょうどブラジルのリオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチのような感じで、ホテルが並んでいる前に大きな通りがあり、その向こう側には真っ直ぐにビーチが伸びているのです。従って、ホテルの部屋からはきれいに延々と続くビーチが見れます。ほぼ南北に走っているので、朝日がきれいでした。ここはアドリア海で、ずっと向こうはワールドカップで日本にも有名になったクロアチアのようです。後でわかったのですが、ここリミニは一般的には温泉というよりも海水客のビーチとして昔から有名なようです。

時間があったので、たぶん翌日パッシーニ先生に案内してもらえるリミニ温浴施設に客として行ってみることにしました。ここはタラッソセラピー、つまり海水を利用した温泉施設です。ここは、シルミオーネと違って、わかりにくい感じでした。と言うのは、ここはまさに診療所で、必ず病院の受付でカルテを作ってもらう必要があるのです。ちょっと面倒ですが、まぁ私にとってはそのへんのシステムを調べに来たわけですから。受付を済ませ、指定された診察室へ入ると医者がいて、英語で簡単な問診があり、血圧だけ測定されて問題がないので、希望通り「トルコ風呂」と「泡風呂」に入ることになりました。こう書いてみると「卑猥」な響きですね。いくつも診察室があって、沢山の医者の名前を書いていましたが、興味深かったのは dottore と dottoressa(女医)と英語と違って、ちゃんと男医と女医を区別していることでした。


日本人としては、「トルコ風呂」という名前に過剰に反応しますが、ここではミスト(アロマ)サウナのことでした。数回入ったり出たりしてトルコ風呂を終わると、階下の「泡風呂」へ行きました。ここは、少し広いジャクージーという感じで、係りの人がボタンを押すとあちこちからブクブクと泡が出てきてマッサージ効果があります。やはり温度は温めですが、海水なのでお湯を舐めてみるとしょっぱかったです。隣のプールでは、ほとんど女性ばっかりのグループがアクアビクス(水中エアロビクス)をやっていました。若い女性は少ないので、あまり目の保養にはなりませんでしたが。それと、ここはシルミオーネと違い、せっかく海岸沿いなのに窓越しにしか外の景色が見られません。

翌朝、約束通りパッシーニ先生が町を案内しにやって来てくれました。ベンツでやって来たのですが、こんなベンツは日本では見たこともありません。洗車なんかほとんどしたことのない私もビックリです。さすが欧米人で車は動く道具としか考えてないようです。傷があるわけではないのですが、こんな野ざらしのすすだらけの高級車を日本では見たことがありません。車の中もすごく、書類やゴミの山です。書類を移動してからしか助手席には座るスペースもありませんでした。

それはともかく、昨日客として行ったばかりのリミニ温泉施設へ連れて行ってくれました。施設の関係者が美容にいいという泥パック用の泥を見せてくれましたが、海水(温泉水)と火山灰とを練って一年以上かけて泥を作っているそうでした。たぶん、色々なミネラルを含んでいるということでしょう。見せてもらいましたが、泥というにはさらさらした感じで、色は少し緑がかった土色でした。ここにも、温水と冷水を往復する歩くプールもありました。アスレチッククラブも併設されていて、筋肉マンの女性が一人目立っていました。ここにも、シルミオーネと同じく本格的な診療所があり、主に耳鼻科系の治療で、噴霧された海水、温泉水の吸入治療が中心のようでした。試してみましたが、慢性的にのどの調子が悪い(慢性喉頭炎?)私にとっては、一回やっただけでものどがスーッとして気持ちよかったです。2ヶ所とも、このような吸入の道具があり、これがイタリアの温泉クリニックの特徴のようです。しかも、ここは治療がより主体のようで、医者の数も相当いるようでした。その分、のんびりと娯楽として温泉を楽しむのには向かないようです。

今回わかったのですが、パッシーニ先生は数年前までここの所長をしていたらしいのですが、しばらくローマにいて、現在は生まれ故郷のここリミニに戻り、非常勤で循環器科医をしているようです。以前ここにいた時に沢山の温泉治療やタラッソセラピーの学術論文を書いており、温泉医としても有名ですが、元々は循環器専門の内科医のようです。1週間前に私のいる福岡市での国際高血圧学会に来ていた理由もわかりました。あるセッションの座長を頼まれていたようです。

昼食はシーフードの専門店に連れて行ってくれました。桟橋沿いの眺めのいいレストランでした。私の大好物のムール貝とあさりのワイン蒸し、魚料理と最高でした。実は、魚料理は日本の焼き魚や煮魚の方がおいしいし安いと思って避けてきた私ですが、改めてイタリア料理は魚介類料理もおいしいということを認識しました。たぶん有名な専門店なので尚更おいしかったのだと思います。もちろん、鮮度にもこだわっているようです。先週、偶然福岡へやって来たパッシーニ先生を私が接待したばかりでしたから、今回はお返しにご馳走してもらえました。

午後は休憩をはさんで、すぐ隣町の Riccione の温泉クリニックへも連れて行ってくれました。ここもリミニの温泉クリニックと同様で治療が主体の温泉施設のようでした。ただ、ここリッチオーネの方がリミニよりも広々としていました。基本的には、シルミオーネやリミニと同じような治療メニューが用意されているようでした。秋なので閉まっているようでしたが、夏の間は道路をはさんで海岸沿いに、一般客用の温水プールがあるようでした。英語のパンフレットの値段表によると、大きく温泉治療と美容(エステ)に分かれています。温泉治療は、診断、マッサージ等の理学療法、水中でのリハビリ、多彩な吸入療法、泥パック療法、温泉治療と血管療法とあります。最後の温泉療法と血管療法のところで泡風呂等に並んで Vaginal irrigation 19.5 ユーロというのがありました。さすがに、訳しません。う〜〜ん。さすがにビデの国はこんな治療まであるのでしょうか?


翌朝、私のホテルからはリミニ空港まではタクシーですぐでした。小さな空港で佐賀空港のようなもので、日に4、5便だけ首都のローマ行きがあり、1便だけ何故かドイツのケルン行きがあるようでした。飛行機はプロペラ機ではないものの小型機でアリタリア航空そのものではなく、子会社らしいエアー・アルプスという飛行機会社で、単純な私はまた珍しい飛行機に乗れて喜んでいました。ローマからの乗り換え機はさすがに幹線だけあってアリタリア航空の中型機でした。ナポリへ着いたのは2時半過ぎでした。頭の中では、1年前に行ったばかりのレストラン(イタリア人のパッシーニ先生にもナポリのピザのおいしいレストランを知っていると教えてあげました、えっへん!)で舌もとろけるピザを食べ、夕暮れ前までにゆっくりとナポリ湾に浮かぶイスキア島へ渡るはずでした。ところが・・・・

今回は前回の残りのユーロの現金を使っていたので、まだ現金は一度もキャッシングしていませんでした。でも、そろそろ足りないかなと思ってナポリ空港で Banco di Napoli(ナポリ銀行)のATMを見つけました。DCカードでキャッシングしようとして、カードを挿入したのですが、いくらボタンを押しても画面は動きません。どうも故障しているようです。パニックです!せめてカードが戻ってくればいいのですが、うんともすんとも言いません。わぁわぁ騒いでいたら、近くの係員が Banco di Napoli の支店が、空港のすぐそばにあると教えてくれました。3時近くでしたが、とにかく走って支店まで行き、何とか開いていたので列に並び、必死で carta di credito (credit card) が aeroporto (airport) の Banco di Napoli のATMに挿入されたまま戻って来ないとイタリア人に負けないぐらいジェスチャーたっぷりで説明しました。何とか通じたようで、色々説明してくれました。もちろん理解できません。そしたら、そばにいた若者が英語で訳してくれました。心配しなくても、その内に係りの人が回収して、銀行経由で2週間後くらいには日本に届くだろうという呑気な話しでした。鍵かなんかですぐに開けてもらえないかと聞くと、ATMの管理は Banco di Napoli とは関係ないので無理だと言われガックリ。

あきらめて、否、あきらめきれずにもう一度ATMの前に戻りよく見ると、連絡場所のような800で始まる電話番号が書いています。アメリカと同じなら無料通話のはずです。自分の携帯電話からかけてみましたが、通じません。すると、警備員がサービスカウンターがあると教えてくれました。800番からの電話番号を控えて行きました。今度は英語が通じるので係りの若い女性に電話番号を教えて、もう一度電話をかけてもらいました。ところが、何故か誰も出ないとのことでした。万事休す。でも、盗まれたわけでもないし悪用される恐れもないかと少し気分を持ち直します。幸い、こういう時のためにもう一枚ビザカードを持っています。

気を持ち直して、楽しみにしていたレストランへピザを食べに行くことにしました。気分的に落ち込んでいるし、面倒なのでタクシーに乗りました。相変わらずナポリは大渋滞ですが運転手は芸術的な割り込みで進んで行きます。アメリカではレンタカーでドライブを楽しむ私ですが、こんな所で運転する自信はありません。目的地へ到着して支払いの段になると20ユーロと明らかにぼられています。普段だと、降りて逃げる用意をしてから値段がおかしいと闘うのですが、クレジットカードの件で落ち込んでいた私は反論して喧嘩する元気もなく、大人しく払いました。でも、よ〜っしおいしいピザだ!と気を取り直していたのです。

1年前に行ったばっかりで場所を良く覚えているので、懐かしいレストランへ迷わずに急ぎました。ところが、4時半頃到着すると何か様子がおかしい。昼休みのようです。従業員が、しかも見覚えのある顔の人もいました、昼食を食べているのです。目の前であのおいしそうなピザを食べている人もいます。片言のイタリア語で祈るように、わざわざ日本から食べに来たのだからと嘆願してみましたが、ダメでした。くそ〜っ!よっぽど目の前のピザを勝手に取って食べてやろうかと思いましたが、かろうじて私の理性が押しとどめました。まるで、餌を前にして「待て」をされている我が家のペットの犬のようでした。今回の旅の楽しみの一つだったのに。残念!

仕方なく、いつでも開いていると思われるナポリ中央駅に地下鉄で行き(前回の家族旅行で駅近くのホテルだったのでよく覚えています)、それなりのピザを食べてから、地下鉄で港へ向かいました。幸い、旅行会社でイスキア島への時刻表を調べていたので、二つある港のどちらから何時出発の船があるか迷わずにすみました。島の様子がわからないので、できれば明るいうちに到着したかったのですが、ドタバタで予定より大分遅れてナポリの港を出発する時点で6時を過ぎ、もう暗くなり始めていました。以前にも書きましたが、私の携帯電話はボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)で、日本国内では電波が届きにくいようですが、外国ではバッチリで、イスキア島へ行く船の上、つまり海上でも電波は届いていたのには感動しました。今回も非常に便利でした。

イスキア島の東側の港に着くと、白タクが声をかけて来ますが、ぼられたくないので無視すると、幸い近くに大きなバス停があり、何となく西岸で有名らしい温泉公園の名前を言うとどのバスに乗ったらいいかわかりました。前もって調べていた予約したホテルの地図から、温泉公園まで行けば何とかなりそうとわかっていたからです。やや不安でしたが、Forio という町で降りて聞くと何とか歩いていける所にホテルがありそうでした。

歩いて10分程でホテルに着くと、一人旅でシングルルームを予約してあるはずなのに、何故かホテル所有のブドウ畑を通って、寂しい離れにある家族用の一軒家風の部屋、というより家に案内されました。中に入ると本当に広い家で、有り難い様な迷惑なような、ベッドが4つも5つもあっても余るだけです。色々なぼろホテルに泊まった経験のある私ですが、こんな経験は初めてです。でもねぇ〜、こんなのは持て余すだけです。

肝心のDCカードの件ですが、移動中に何とか日本の知人にメールで連絡し、カード会社の電話番号を調べてもらっていたので、ホテルの部屋に落ち着いてから電話しました。しかも、イタリアから電話を掛けていると言うとフリーダイアルの番号を教えてくれたので掛けなおしました。今回に限って、カードの番号や連絡先のメモを持っていなかったので不安でしたが、結論から言うと必要ありませんでした。名前と自宅の電話番号、生年月日等で本人確認でき、念のため取り敢えずカードが使えないようにしました。一安心です。結局は日本に帰ってから新しい番号で再発行してもらいました。

翌朝、このホテル自体にも温泉が付いていて、屋外に泥風呂や泡風呂もありそうですが、ここではインターネットで前もって調べている Giardini Poseidon Terme (Poseidon Garden Spa, ポセイドン温泉庭園) へタクシーで行きました。入り口から見ても、かなり広い敷地がありそうで、海岸に沿った立体的な地形を利用した温浴施設のようです。

終日28ユーロの入場料を払って、地図をもらって中に入るとかなり広そうです。地図を見てもかなりの広さでざっと15もの温泉プールがありそうです。名前の通り、広大な公園の中に温泉プールを沢山配置しているようです。日本のどこかの温泉のジャングル風呂をもっと広くしたような感じです。ロッカー室を見つけ水着に着替えますが、ここはキャップ着用なのに貸してくれず売店で購入しました。着いた時は午前中で朝靄がかかり、ほとんど裸で歩き回るのとプール外で休憩するのは少し寒かったですが、徐々に太陽が出てきて温度も上がり快適になりました。

ここは今回の3つの温泉施設の中で一番楽しく、のんびり温泉を楽しむには最適でしょう。一つずつ異なった温水プールを楽しみ、花や緑の植物に囲まれた公園を移動し、打たせ湯や泡風呂や岸壁にあるサウナなど色々楽しめます。一番笑ったのが、Bagno Giapponese(日本式風呂)です。何かと言うと、各地にあった温水と冷水の歩くプールのことです。但し、「日本」と言うせいか、ここは下に小石を敷き詰めているので指圧効果があり、結構歩くと痛いくらいです。結構人気があり、混み合っていました。私が日本人のせいか、近くのおばちゃんが "Giapponese, Giapponese!" とはしゃいでいました。すぐ横には、こちらにしては高温の40度のプールと冷たい水風呂が並んでいました。

ここは山の斜面を利用して立体的で眺めも最高ですが、そのまま海岸線につながっていて、プライベートビーチになっています。もう10月も終わりで11月から3月まではここは閉鎖されるようです。屋外で広大なので、冬場は寒過ぎるからでしょう。なのに、泳いでいる人が何人もいるのです。以前から感じていますが、白人には、寒さに強いDNAがあると思います。日本人には寒過ぎると感じる時でも、彼らは平気で水の中に飛び込みます。しかも、日本人のようにまず水を心臓のあたりに濡らして、心臓マヒを予防するような習慣はありません。いきなり、ザボーンです。夏だと、ここでは海水浴と温泉が両方一緒に楽しめるわけです。

マッサージのメニューもどこも豊富ですが、滞在型の人が多いせいか予約しておかないとダメでした。ここでは、早目に朝予約したのでようやく夕方「普通」のマッサージが受けられました。メニューには、インドのアーユルベーダだの指圧だの書いています。興味津々でしたが、「普通」のマッサージとは揉むマッサージではなく、擦り込むオイルマッサージでした。値段も技術も日本と余り変わりませんでした。片言の伊語でマッサージのおばちゃんと少しは会話もしました。

ここは、まだまだ穴場のようで珍しく一人も日本人を見かけませんでした。イタリア人はもちろんですが、後はドイツ人が多いようで、パンフレットもイタリア語とドイツ語でのみ書いてあります。英語はありません。レストランも結構立派でしたが、やはりメニューはイタリア語とドイツ語です。メカジキのオリーブオイル焼きを食べましたが、非常においしかったです。今回はカシオの伊語付きの電子辞書を持って行ったので非常に便利でした。メカジキなんて単語知っているはずがありません。伊語は読めなかったのですが、独語で Deutche Kaffee(ドイツコーヒー)と書いてあるので、ひょっとしてと思って頼んだら、案の定、普通のブレンドコーヒーがでてきました。エスプレッソとカプチーノも大好きですが、さすがに少し飽きていました。久しぶりに食後には普通のコーヒーが飲みたいと思っていましたのでバッチリでした。ここの温浴施設は温泉はもちろん豪華ですが、レストランも充実しています。これなら、滞在して毎日ここで食べても問題ありません。

今回、合計4ヶ所のホテルで朝食を食べましたが、イタリアの食べ物のおいしさに狂っている私とは言え、朝食はやはり大したことないという結論に達しました。以前にも書いたように、肝心のパンが余りおいしくないのです。パサパサした小さいパンが多く、余りおいしくないです。一ヶ所だけ、切って食べる大きめのおいしいパンがありましたが。朝食に関しては、未だに25年も前に食べたドイツのブレッチェン(小さいフランスパンという感じ)が忘れられません。大体いつも安ホテルでしたが、ブレッチェンとコーヒーだけで十分おいしかったです。ハム類も朝から冷えたサラミなどで、個人的にはこれなら火を通したアメリカのハムの方がおいしいと思います。卵料理も、基本的にはなさそうですし、私の好きな新鮮な野菜もない所が多いようです。

最後の日は朝9時頃の船でイスキア島から直接カプリ島へ行く船がホテルの近くの港からあるのを前夜偶然見つけていました。最初は来た時の東岸の港まで戻らなければ行けないと思っていました。朝はゆっくり7時半頃起きたのですが、どうも様子がおかしいので、ホテルのフロントへ行くと、私の予感どおりちょうど夏時間が標準(冬)時間に戻ったのでした。ただ、半年前のベニスと違い、今度は1時間遅くなるので遅刻する心配はないので昨夜いちいち確認しませんでした。実際はまだ6時半でどうりでフロントも閑散としているのでした。今年は、年にそれぞれ1回ずつしかない夏時間への変更の日と標準時間への変更の日に、2回ともイタリアにいたことになり、感慨深いものがあります。

今日は日本へのフライトは夜なので、朝の船でイスキア島からカプリ島へ渡り、10ヶ月前に荒波で諦めた青の洞窟を見に行くことにしたのです。船の中では暇だったし、久しぶりにドイツ語を喋ってみようと後ろにいたドイツ人に話しかけました。片言で会話は弾みませんが、ある程度の会話はできました。そして、まだまだ自分のイタリア語は自分のドイツ語よりもダメだと自覚しました。医学部の頃、趣味でドイツ語をだいぶ勉強したおかげです。Poseidon 温泉をドイツ人らしく「ポサイドン」と ei を「アイ」と発音していると気楽に聞き流していましたが、たまたま帰りの飛行機で英語でも「ポサイドン」と発音しているのを聞き、後で辞書で調べると英語でも「ポサイドン」が正しいようです。知らなかった!ちなみに、ギリシャ神話で「海の神」のことです。

カプリ島に着くと時間が余りないので、急いで grotta(洞窟)と giro(ツアー)と書いてある船乗り場に並びました。しばらく船で待たされていると、"Is there anyone who speaks English?"(誰か英語がわかる人はいますか)といかにも陽気なアメリカ人のおばちゃん二人連れがやって来ました。英語がわかると話しかけると、イタリア語はできるかと聞かれましたが、少しだけと答えました。ドイツ語と違って英語だと話が弾みます。どこから来たかと聞くとアメリカ人らしく国ではなく、州や地名で答えます。日本人だと言うと、ボストンから来たというおばちゃんは、ゴールドマンサックス証券で働いている息子が六本木の森ビルに住んでいると自慢げに言いました。金持ちの優秀な自慢の息子のようです。もう一人のおばちゃんはボストンの近くのコッド岬から来たと言い、行ったことあるかと聞かれるので、35年も前に高校生で留学した時に最初に家族が連れて行ってくれたと言うと、喜んでどこに言ったと聞かれます。確か Provincetown とかいう町に行ったと言うと、そこに私が住んでいるのだと喜んでくれました。

色々聞いていると、何と彼女等はこの船が青の洞窟を見に行くことも知らずにただの島を一周する観光船と思っていたようです。しかも、プロビンスタウンのおばちゃんは私はそんなもん見たくないと船の中で待っていました。世の中にはつくづく色々な人がいるものです。世界中から多くの人が青の洞窟を見にわざわざやって来るのに、興味がないと言い放つ人もいるのです。出発して20分足らずで青の洞窟の入り口近くへ来ると、何十もの大小の船が集まっています。ここはイスキア島と違い日本人だらけです。順番待ちが長く飛行機の時間を気にしている私は、ヤキモキしていました。それでも、1時間足らずで順番が来て、小さな手漕ぎボートがやって来て6人ずつ乗れます。私はボストンのおばちゃんと乗りました。以前に入り口は見ていたのでイメージ通り、狭い入り口を頭がぶつからないように寝そべって通過すると、いよいよ念願の青の洞窟へと入って行きます。

ところが、あせりました。1年前に諦めて念願の洞窟のはずなのに何も見えません。一瞬、自分の目がどうかなったのかと心配しました。パニックになりかけ、ふと後ろ側を振り返るとようやく碧い光が見えました。冷静に考えると当然で、中は暗いだけで、入り口を振り返って見ないと太陽の光線の照り返しである碧い光は見えないのです。確かに、わざわざ世界中からこれを見に来るだけあって、幻想的な碧い、青い、濃い青い光の色でした。但し、これだけ待たされて中にいるのはほんの1分足らずです。個人的には、今度来る時は陸路でやって来て、一回見て島をブラブラし、もう一回くらいは見たいものだと思いました。一回見る度に税金が 8.5 ユーロ程度かかりますが。

無事に青の洞窟見物が終わり、さっと港に戻ってくれるのかと思っていましたが、半分アメリカ人のおばちゃんらが正しく、それから島を一周するツアーが始まりました。時間が気になる私でしたが、どうしようもありません。対岸のマリーナ・ピッコロ(小海岸)では、何とここでも泳いでいる人が見えました。海岸沿いにグリーン色の海が見える洞窟もありました。

ツアーが終わると急いで、一番早いナポリ港行きの船に乗りましたが、どうも時間が間に合わない。ナポリ空港からのローマ行きに遅刻しそうでした。どう考えてもヤバイと思っていましたが、実際に港に着いたのは飛行機の予定出発時刻35分前でした。万事休す!いくら急いでも空港までに20分以上はかかります。いくら国内線でも無理でしょう。しかし、奥の手があったのです。だから何とかなるだろうと楽観していました。それは、汽車です。不確かな記憶でしたが、ナポリからローマはそんなに遠くなく、2〜3時間で汽車で行けるはずだし、都会同士の幹線なので本数も多いはずです。それで、あっさり飛行機はあきらめ、最初から空港でなく、中央駅へ向かいました。ローマからの成田行きは夜の8時半のかなり遅い時間出発のフライトなのです。まだ2時半です。英語の案内も選べる自動発券機で調べると、ゆっくり間に合います。窓口で並ぶと時間もかかるし、イタリア語しか通じないことも多く、面倒なのをよく知っているので、自動発券機のありがたみがよくわかります。

ローマ駅に着いてからローマ空港へはどうしたら行けるのかと思い、車内販売の女性に聞くことにしました。ここでも、持って行った電子辞書が非常に役に立ちました。辞書でキーワードさえわかれば、最低限の文法で会話ができます。彼女に聞くと、ローマ駅から空港までは列車があり、乗り換えればローマ駅からそのまま行けることがわかりました。ナポリからの飛行機の乗り継ぎ便には乗り遅れましたが、今回は肝心の国際線には余裕を持って間に合いました。前回は、危うく乗り遅れるところでしたが。

こうして、今回の有意義な温泉視察旅行は無事終了しました。総括として、日本の温泉とは一味違った素晴らしい温泉がイタリアにも沢山あります。昔の日本の「湯治」のように1週間ほどのんびりして、おいしいものでも食べたら、かなりストレス解消になり健康増進効果はあるでしょう。転地療養という概念もあります。もちろん女性にはエステも充実しています。体のすみずみまで洗浄してもらえるようです。こちらでもらったパンフレットには、4〜5日から7日間のパック料金が書いています。やはり長期滞在者が多いのでしょう。しかも、ミラノやローマやナポリ、カプリ島と違い、日本人がまだ目を付けていない穴場です。でも近い将来、日本人がこういう所に大勢やって来る時代がきっと来るでしょう。


長い文章にお付き合いいただき、有難うございました。同じよう
な私の紀行文をもっと読みたい方は、以下のウェブサイトを覗いて見て下さい。 
  • http://www.kanoya-travelmedica.com


  • 旅行好きを仕事にするため、「空飛ぶドクター」を目指しています。そんな私が「海外旅行時の健康管理」に関する本を4月21日から出しました。悠飛社(03-5327-6052)坂本泰樹。「機内にお医者さんはいませんか?」空飛ぶドクターの海外旅行と健康管理。

    【旅行時期】2006/10/~2006/10/
    【エリア】シルミオーネ
    【テーマ】スパ・エステ・癒し
    【投稿者】空飛ぶドクター

    救急医療講習会の旅(2)(by 空飛ぶドクターさん)

    泡風呂
    (1)から続く

    【世界的な温泉地、バーデンバーデン】
    もちろん、私が大人しくこのまま日本に帰る訳がありません。せっかくですから、以前から興味のあった有名なドイツの温泉、バーデンバーデンへ視察に行きました。ブリュッセルを朝出て、ドイツのケルンで列車を乗り換え、南のシュバルツバルト(黒い森)近郊のバーデンバーデンへ昼過ぎに着きました。26年ぶりのドイツです。今考えると、夏の黒い森へはハイキングした記憶があり、反対側の大学町のフライブルグにいるドイツ人の先生に会いに行ったのでした。

    ホテルに着くと、早速目的の温泉施設、カラカラ・テルメ(浴場)へ行きました。ここは、イタリアの温浴施設に近い感じで、外からは水着を着て屋外で楽しんでいる人々の姿が見えます。イタリアのようには、水泳帽はかぶらなくてもいいようです。日光の降り注ぐ巨大な室内の多数のプールとつながった屋外のプールとが楽しめます。もちろん、泡風呂もあります。流水プールもあります。温度は温いはずですが、私が徐々に慣れてきたのか、あまり肌寒くは感じませんでした。確かに立派な温泉ですが、昨年イタリアの温泉を数ヶ所視察した私には、あまり感激はありませんでした。これが、ヨーロッパでも一番有名な温泉の一つかという程度です。

    ところが、らせん階段を登ったサウナ・コーナーに行ってビックリしました。入り口に英語で nudist と書いてあり、水着を脱ぐのです。混浴です。しかも、巨大なサウナ施設です。4、5ヶ所のサウナと2ヶ所のミストサウナ、それに室外に岩場の2ヶ所のサウナがあります。しかも、この広い空間にいる人々はすべてスッポン・ポンです!隠そうとする人なぞ、一人もいません。偶然か、私以外は全員白人(たぶん、ほとんどドイツ人)でした。

    大きいバスタオルは隠すためのものではなくて、サウナで出る汗を吸い取るためのものらしく、タオルをしいてその上に腰をかけ、足元にも垂らし、その上に足をのせるのです。私は見るともなく、いやジックリと観察していました。解剖学的観察です。白人の男性の「なに」は、確かに大きいけど柔らかそうで垂れているなぁとか、若い女性も多いけど(若いカップルが意外と多いのです)オッパイは大きいけど同じく垂れているのが多いなぁとか。結局、男も女もみんな仲良く垂れているなぁとか。退屈はしません。女性の「なに」に関しても観察の結果、面白い感想をもったのですが、さすがの私もここには書けません!

    夜は、家庭料理風のレストランを見つけました。ドイツですから、ハムとジャガイモ料理ですが、私の好きなザワークラウト(酢キャベツ)も付き、結構おいしかったです。デザートのケーキもドイツはおいしいです。一般的には、ドイツ料理は余り評価されずイギリス料理と同じくまずいと言われるようですが、私の好みでは、ドイツ料理はまぁまぁだと思います。バリエーションには乏しく、毎日食べると飽きるかもしれませんが、それなりにおいしいと思います。毎日どころか、一回食べたら嫌になるイギリス料理と比べるのは失礼だと個人的には思います。別府の知人の「千石やき」の大将曰く、「イギリス料理に比べたら、うちの犬の方がまだうまいもんを食っちょる!」

    それから、今夜もカジノへ。嬉しいことに、ここにもカジノがあるのです。ここは1〜2週間単位で「湯治」に来る人が多いらしく、小さい町にしてはコンサートなどの行事が多彩なそうです。ここでは、前もって調べてあるので、学会場でもしなかったネクタイを着用。もちろん、身分証明書も。ヨーロッパのカジノはしゃ〜しいです。で、いつものブラックジャックを。今日も調子よく、100ユーロちょっと勝ったところで退散です。

    翌日は、もう一つの温泉、フリードリッヒ浴場へ。世界的に有名なバーデンバーデンですが、温浴施設はカラカラ浴場とここだけです。ここは、基本的に混浴らしく(曜日によっては別々です)、ドイツらしく几帳面に順番に時間が決められていると聞いていました。入り口は男女別で、確かに1番から16番まで順番のようです。1番で5分間、体を石鹸で洗い、2番では54Cの暖かい程度のサウナに15分間、という要領です。でも、実際は書いてある時間はただの目安のようで、いくら几帳面なドイツ人でも、そこまで時間通りに入浴しているわけではありません。5番では別料金を払った人のみのマッサージがあります。石鹸とブラシのマッサージで少し韓国のあかすりに似た感じです。そして、9番から真ん中辺りの広い浴槽のいくつかで男女混浴になります。前日のカラカラ浴場と同じくみんなスッポン・ポンです。割と日本の銭湯に近い感じでの混浴です。きっと、日本の江戸時代の混浴とはこんな感じだったんだろうなぁとか考えながら入っていました。最後に、入り口のほうに戻って行き、毛布に包まれて30分ほど仮眠するのがここのスタイルのようです。ほどよく、湯疲れの後の仮眠(休憩)で気持ちいいです。

    バーデンバーデンのホームページでは、Bill Clinton の "Baden-Baden is so nice, that you have to name it twice."(バーデンバーデンは余りに素晴らしいので、バーデン・バーデンと2回言わないといけない。) という面白い言葉が載っています。昔、Mark Twain がたいそう気に入って "After 10 minutes you forget time, after 20 minutes the world."(入浴して10分後には時間を忘れ、20分後には世界を忘れる。) と言ったと書いて自慢しています。私自身はそこまでは感動しませんでしたが。

    カラカラ浴場にはトレーニングジムは併設されていましたが、このドイツの両施設とも、イタリアとは違って医療施設は全く併設されていませんでした。その代わりと言うか、カラカラ浴場のすぐ横にいかにも立派なリウマチセンター(病院)がありました。もちろん、リハビリ等に温泉水を利用しているはずです。暇なので、見学に行こうと気楽に寄ってみました。最低限のドイツ語で、受付のおじさんに、自分が日本の医者でちょっと興味があるので、覗いて見たと言うと、院内の医者に電話をしてくれ、手の空いた女医さんが1階の受付まで降りて来てくれました。ある程度英語のできる女医さんで、余り忙しくなかったのでしょう、1時間くらい付き合ってくれて院内を案内してくれました。金持ち相手の病院なのか、個室なんかは中級ホテル並みでした。私が泊まるランクのホテルの部屋よりははるかに豪華でした。病院食ももちろん豪華で選べるそうです。結構、この分野では有名な病院らしく、ヨーロッパのあちこちから患者が来るそうで、金持ちの患者は市内の高級ホテルに滞在して、通院したがるそうです。特に、ロシア人にとんでもない金持ちが多いそうで、意外でした。石油成金でしょう。

    この夜も、性懲りもなくカジノへ行きました。今夜は不調で危うく、最初の100ユーロがあっという間にゼロになりそうでした。そこで、今回は、流れを変えるためにパスを多用しました。座っていても、かけ金(チップ)を自分の前におかなければいいのです。ところが、ここの田舎者ディーラーは間違えて、かけ金のない私の前にカードをくばったりします。しかも、一度は大事な計算まで間違えて、自分が負けているのに客のかけ金を危うく回収しそうになったりします。しかも、見張っているはずの責任者も大して強く咎めもしません。最近、世界中あちこちにカジノができたのは私には非常に嬉しいのですが、ディーラーのレベルが低過ぎます。特に、ここバーデンバーデンはひど過ぎます。ラスベガスだったらすぐ首になるはずです。しかも、ラスベガスのような無料の美女のドリンクサービスもありません。

    しかも、客もマナーが悪く、仲間であるはずの私に向かって文句を言います。幸いドイツ語なので、ほとんど意味がわからず簡単に聞き流せます。他の客がもう1枚カードを引くか引かないかは、客の勝手で確かに流れには影響ありますが、そんなこと文句をつけるような筋合いのものではありません。実際、ラスベガスをはじめ世界中のカジノへ行った私ですが、客同士で文句を言われたのは初めてです。ドイツの「田舎もん」め!!しかし、このような悪条件にも関わらずこの夜はパスをうまく使って流れを変え、何とか2倍以上にして昨晩に続いて2連勝です。

    【フランス経由で帰国】
    帰国の日は、まず列車でフランスのストラスブルグまでですが、国境なのでわずか30分程度でした。ここで、空港に行くのですが駅の工事中で電車の乗り場がわかりにくかったです。いつものように、片言のフランス語で道を尋ねると、こいつはたいしてフランス語ができないとわかってくれて、非常に親切に英語で教えてくれます。私はこれがコツだと信じています。舌足らずのフランス語で喋ろうとしている、こいつはかわいい奴だと思わせるのです。プライドの高いフランス人に最初から流暢な英語で聞いたらわからない振りをされる可能性があると思います。そして、今回感心したのが、完璧なバリアフリーです。私は障害者の旅行にも興味があるので、気をつけて見ていると、完璧に車椅子に対応した電車乗り場と低床の広い乗降口を持つ車両です。

    ストラスブルグ空港からパリ空港経由で帰国の途へつきました。今回は、ベルギーとドイツが目的地でしたが、飛行機はフランス経由でした。通貨がユーロに統一された恩恵をしっかり感じました。以前だったら、通過のためだけのフランスのフランへの両替とか小銭で困ったでしょう。しかも、以前以上に国境がほとんどなくなり、列車でフランスからベルギーの移動の時も、ドイツからフランスへ移動の時もパスポートのチェックにも来ません。しかも、何故かフランス入国の時は、刻印もしませんでした。帰りのフランス出国の時に唯一刻印してくれました。つまり、今回のヨーロッパ滞在中ほとんどパスポートは不要でした。むしろ、カジノではパスポートが必須でした。そうだ!ヨーロッパへはパスポートは入国のためではなく、カジノへ入るために持っていくのだ!?
          (終わり)


    旅行記でわかるように、私は日本旅行医学会認定医で、添乗医師を目指しています。興味のある人は私のウェブを参照して下さい。
     
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  • 旅行好きを仕事にするため、「空飛ぶドクター」を目指しています。そんな私が「海外旅行時の健康管理」に関する本を4月21日から出しました。悠飛社(03-5327-6052)坂本泰樹。「機内にお医者さんはいませんか?」空飛ぶドクターの海外旅行と健康管理。

    【旅行時期】2007/03/27~2007/03/30
    【エリア】バーデン・バーデン
    【テーマ】ひとり旅
    【投稿者】空飛ぶドクター

    ユングフラウ高山病治療の旅(by 空飛ぶドクターさん)

    泡風呂
    【まずはインターラーケンへ】
    平成19年6月21日から6日間の駆け足で、スイス・アルプスのユングフラウへ行って来ました。以前から漠然と聞いていた高山病の患者が多そうだと言う噂の真偽を確認したかったからです。そして、できれば患者の治療をしてみようと思ったのです。もちろん、自分自身の観光を兼ねているので、失敗してもともとです。それと、実際に行ってみないと詳しい地理や状況がわかりません。私は経験主義で実際に自分の目で見ることを大事にします。好奇心が強く、自分の目で見ないと納得できないのです。

    今回の格安航空券は、結局いつもの日本航空が中心で、ヨーロッパの移動のみが、スイス航空でした。行きは、日航で福岡、成田、パリ、そしてスイス航空でチューリッヒです。乗り継ぎが多いのはいつものことですが、仕方がありません。地方都市、福岡の宿命です。それで嫌な予感がしていたのですが、やはり予感が当たってしまいました。乗り継ぎが多いほどリスクが増えるのですが、福岡空港で預けた荷物がチューリッヒの空港で出て来ないのです。三男の荷物が出て来なかった二年前以来です。係りに聞くと、パリに積み残されたようです。今晩中にインターラーケンまで列車で行きたいので、ホテルの住所を書いて手荷物のみで行かざるをえません。少し予定より遅れたものの、何とか真夜中前にホテルに着きました。

    翌朝、目が覚めると山に囲まれたスイスらしい光景が見えます。名前はわかりませんが、頂上に雪の残った高い山も見えます。でも、力が入りません。本来なら、早速登山列車で一番高いユングフラウに一日中いて、高山病の患者を捜す予定なのに、肝心の荷物が手元にありません。薬(ダイアモックス)やダウンジャケットや看板がありません。仕方がないので、あまり寒くない麓で観光することにします。まずはケーブルカーでハルダー・クルムへ登ります。インター・ラーケン(湖間)の名前の由来の二つの湖に囲まれたインターラーケンの町が、見下ろせます。二つの湖は少し白濁しているもののコバルトグリーン色でとってもきれいです。山と湖、これだけで絵になります。次に、日本人には有名なグリンデルワルトの町へ行きました。インターラーケンの町と同じく日本人観光客がかなりいそうです。期待は膨らみます。私の今回の高山病の治療のターゲットは日本人だからです。日本語の看板を準備しています。いかにも、スイスらしい斜面に建つ家々が見えるレストランで食事をしました。イタリアとは比べ物になりませんが、まぁまぁの食事です。

    それでも時間が余るので、可愛い登山列車で登って行くシーニゲ・プラッテへも登りました。ここは、2千メートルくらいで、まだ涼しい程度です。このくらいの高さでは高山病は余り心配ありませんが、翌日のユングフラウに備えて今日から予防薬としてのダイアモックスを自分自身内服しています。肝心の自分がまた高山病にかかったら、他人の診察どころではありません。シャレにもなりません。あいにくの小雨でしたが、それでもアルプスの山々を堪能することはできました。

    夜は少し元気が出ました。最近のヨーロッパはどこに行ってもカジノがあるからです。ベニス、ブリュッセル、バーデンバーデン、今回のインターラーケン、規模は小さいものの私の好きなブラックジャックがかろうじて2テーブルあります。ここインターラーケン周辺はスイスでもドイツ語圏で、前回のバーデンバーデンに引き続いて、ドイツ語が役に立ちます。ブラックジャックに必要な21までの数字くらいは楽勝で聞き取れます。但し、大抵はディーラーの方が英語で数えてくれますが。日本人がドイツ語ができるとは思わないからです。いつものように入場にパスポートが要ります。もう最近は慣れっこになったので、準備万端です。国境を越えるのにほとんどパスポートも見ないヨーロッパでは、パスポートはカジノに入場するためにあります(?)。幸い、ここはネクタイ等の正装は要求されません。不安でたまらなかったのですが、夜遅くホテルに戻るとようやく飛行機に預けた荷物が無事に部屋に届いていました。よかった!

    【いよいよユングフラウへ】
    3日目の朝、いよいよユングフラウへ登ります。しかし、実は今日は夕方までに温泉のロイカーバートに行くために午前中しかユングフラウには滞在できません。しかも、思ったよりインターラーケンから登山列車で終点のユングフラウまで時間がかかるのです。二通りのルートで二回乗り換えて行けるのですが、最後のクライネシャイデックからは同じ列車で、いずれにせよ3時間近くかかります。昨日行ったばかりのグリンデルワルト経由でない、ラウターブルンネン経由で登りました。途中で、聞いた事のある知名のヴェンゲンの町を通過します。いかにもアルプスの町です。町自体が絵になります。山に囲まれ、緑の高原の斜面にオレンジ色の屋根のかわいい家々が並んでいます。クライネシャイデックに着いても、まだ2千メートル程度で大丈夫ですが、有名なアイガー北壁、メンク、ユングフラウが左から順に並んで目の前です。アイガー北壁は遭難者が多いので有名ですが、さすがに雪も積もらない絶壁で、どす黒く見えます。よくこんな所を登るものです。あきれてしまいます。持参したパルス・オキシメーターで自分の末梢血酸素飽和度を計るとまだ92%程度はあります。参考までに書くと、平地の正常値は95%以上で、90%を切ると、平地では確実に酸素吸入が必要です。

    クライネシャイデックからはほとんど、アイガーの中を貫通するのでトンネルの中で何も見えません。どんどん標高だけ上がり、終点のユングフラウヨッホ駅では3500メートル近くになります。自分の酸素飽和度を計るといよいよ85から88%程度にまで下がっています。持参した標高計・気圧計で測ると気圧は平地の2/3まで低下しています。もちろん酸素も相当薄いです。でも、薬を飲んでいるせいもあり頭痛等の高山病の症状はありません。でも、軽い副作用と思われる顔と手先の少しピリピリした感じはあります。駅を出ると室内のままで、待合室風の場所があり、喫茶コーナーとお土産屋があり、そこがツアー客の集合場所になっている中心の場所のようでした。窓から見ると外は雪山です。ここで、私の想像が間違っていたことに気がつきました。ユングフラウの山のほぼ頂上のユングフラウヨッホは夏でも雪山でほぼ摂氏0度近くで、とても外で座って患者を待つような環境ではありません。

    とにかく、まずは全体の状況を理解するためにも、自分自身が観光しました。まずは、エレベーターを登り、氷の宮殿を見ました。通路の途中からは外への出口がありプラトーと呼ばれる展望台まで行って雪の感触を確かめられます。次に、元の場所に戻りトンネルのような道を50メートル程歩き、スフィンクス・テラスへエレベーターで上ると標高3573メートルの展望台です。幸い天気もよく屋外に出られます。目の前に白く大きな山塊のユングフラウがあります。周りから、日本語で多くの感嘆の言葉が聞こえてきます。聞いていた通り、日本人観光客は多そうです。

    【ロイカーバート温泉へ】
    そうこうしている内に、時間が余り無くなり1時間くらいしかなくなったので、今日は看板を立てて患者を待つのを諦めました。下山して、インターラーケンに戻り、シュピーツ、ブリーク、ロイケと列車を乗り継ぎ、最後はバスでロイカーバートへ着きました。ビックリしたのはこんな所でも中年日本人女性のグループを見かけたことです。彼女等はロイカーバートからゲンミ峠越えをするようです。私の目的地のロイカーバートはアルプスのゲンミ峠のすぐそばにある小さな町です。

    まず、自分のホテルの温泉に入るはずでしたが、肝心の水着を持ってくるのを忘れ、しかも土曜日の5時過ぎで店もちょうど閉まっていて水着が買えません。しかもこのホテルの温泉は水着のレンタルがないので、どんな温泉施設か見学だけしました。そして、調べてあった一番大きそうな公共の温泉まで歩いて行きました。そこでは、水着とバスタオルをレンタルして入浴しました。入浴料がすごく高いなぁと思ったら、レンタルの保証金(預かり金)が入っているからでした。スイスの温泉は初めてですが、ハンガリー、イタリア、ドイツの温泉とほとんど同じです。水着を着て男女混浴なので、隠す必要がなく、眼前のゲンミ峠の絶壁を見ながらの豪快な景色を楽しみながらの入浴です。もちろん、歩行浴、ジェット浴、泡風呂、打たせ湯等あります。ただ、サウナは別料金のようでした。ヨーロッパの温泉は所々サウナが別料金の場合があります。とにかく、眺めの良さは最高で、リラックスできます。いかにもスイス・アルプスの温泉という感じです。夏時間のせいもあり、スイスの夏も日が長く、温浴施設が閉まる夜9時になってもまだ空は明るいです。

    夕飯は珍しく一人分で注文できるチーズフォンデューの店を見つけました。おいしかったのですが、たぶんワインが相当入っているらしく、下戸の私には睡魔が襲ってきました。

    【再びユングフラウへ】
    翌朝は、昨日と同じルートを反対方向へ急いでインターラーケンへ戻りました。そして、そのまま今度はグリンデルワルト経由でユングフラウヨッホまで登りました。お陰で1時過ぎには到着し、まずは標高3500メートルのレストランでゆっくり食事をしました。ここユングフラウヨッホにあるいくつかのレストランの中でも一番本格的なレストランのようで、味も雰囲気も中々でした。

    そして、いよいよ昨日決めていた待合室風の場所で、カメラの三脚にくくりつける形で用意していた看板を立てました。でも、自分で見ても今一です。何せ屋外のイメージで遠くからでも見えることだけを考えていたので、「頭痛」、「吐き気」、「高山病」、「特効薬」とだけ大きな字で書いています。途中で、近くにいた日本人から笑われました。どうも怪しい!怪しげな薬売りにしか見えなさそうです。でも、今更書き換えることもできません。とにかく、本を読みながらずっと看板のそばで待機していました。何の反応もありません。ただ、気になるのは、回りを見回しても意外とみんな元気そうです。頭痛や吐き気のありそうな人もいません。むしろ、60代、70代の人が元気に歩き回っています。失敗か?

    一人だけ若い女性が近づいてきました。予想通り、現地のツアーガイドさんでした。「特効薬とはダイアモックスのことですか?」と聞かれたので、そうですと答えました。彼女曰く、麓の2千メートルくらいの所でハイキングしてもみなさんどうもないし、ユングフラウヨッホは3500メートルあるけど、日本人観光客はせいぜい数時間しか滞在しないので意外と高山病になる人は少ないかもしれないとの意見でした。ガックリ!結局この日は最終下り電車の6時頃までの4時間粘りましたが、何の反応もなしの全くの空振りでした。

    この日はさんざんでした。インターラーケンに戻り入ったレストランは大はずれでした。味がピンボケしていました。イギリスほどではないですが。名物のジャガイモ料理 (Roesti) も本来ハンガリー料理のグーラッシュもおいしくない。夫々、それなりに料理はしているのですが、どうも味付けのセンスが悪いのです。一昨日に続いて行ったカジノでも負け、一昨日の勝ちがチャラになりました。いよいよ明日は最終日です。

    【ユングフラウ最終日】
    早くも最終日で、夜のチューリッヒの便に乗るためには、朝早くユングフラウヨッホへ登っても2時間ちょっとしか時間がありません。ちょっと迷ったけど、やはり行くことにしました。登山列車でスイス人の老夫婦と一緒になり、少しだけドイツ語で会話をしました。我ながら20〜30年前に一生懸命勉強したのがいまだに役立ちます。最近勉強を始めたイタリア語よりも少しは喋れます。クライネシャイデックからの最後の登りの電車で日本人の家族連れで20代の息子さんが気分悪そうでした。声をかけようか迷いましたが、止めました。

    前日と同じ場所で同じ看板を立てました。我ながら今一ですが、仕方がありません。韓国人の中年の女性が完全に高山病の様子で、頭痛でかなり苦しそうです。でも、英語もわからなさそうです。近くにいた孫娘がげぇげぇ吐きました。彼女も高山病と思われます。でも、診察には結びつきません。しばらくすると、日本人の60代の女性で頭痛を訴えている人が近くにいます。どうも、添乗員が普通の頭痛薬で様子を見るように言っているようです。高山病の頭痛は発症機序が違うので、一般の鎮痛薬では余り効かないはずですが。私が医者で高山病の薬を持っていると声をかけて見ましたが、どうも怪しがられて断わられました。やはり、看板が大失敗の原因のようです。この最終日は、少しは患者さんはいそうでしたが、診察には結びつかず時間がきたのであきらめて下山しました。結局、今回の旅は「高山病の治療」という意味では大失敗でした。敗因はやはり稚拙な看板でしょう。でも、もちろんこの旅を後悔していません。スイスには、バーゼル、チューリッヒ、ジュネーブの都市を訪れた記憶がありますが、アルプスの山は初めてです。それなりに楽しい旅でした。インターラーケンの駅では時間があったので、駅のスタンドの軽食店のソーセージとグーラッシュを頼みましたが、軽い昼食なのに前夜のレストランよりははるかにおいしかったです。

    インターラーケンからチューリッヒ空港まで列車で直接行けるので便利です。チューリッヒ中央駅から空港駅までわずか10分程度です。帰りは、パリでなくフランクフルトからの成田行きです。金髪の美人スチュワーデスと話しをしていて、英語がアメリカ英語でないのでイギリス人かと聞いたら、ドイツ人と答えます。バカでした。フランクフルト便ですから、当然ドイツ人です。それで、少しドイツ語で話しをすると喜んでくれました。で、いつものように限界を感じて、疲れてきたところで英語に切り替えておしゃべりを楽しみました。これが私の特技です。お陰でドイツ語の練習にもなるし、難しい話は英語ですればいいのです。安いエコノミークラスでも、彼女らが暇な時間帯を見計らって控え室近辺へ行くと、結構話し相手をしてくれます。

    成田では、計画的でなく全くの偶然なのですが、一年間のアメリカのシアトルのAFS高校留学から帰国する次男とほぼ同じ時刻に成田空港に到着するので、私の携帯電話に連絡させ空港で会いました。しばらく、食事をしながら色々なアメリカでの経験を聞けました。でも、息子は2日間程東京見物をしたいとのことで、私だけ夜の便で福岡まで先に帰って来ました。
                         (終わり)

    こんな私の紀行文をもっと読みたい人は、是非以下のサイトをご覧下さい。
         
  • http://www.kanoya-travelmedica.com


  • 旅行好きを仕事にするため、「空飛ぶドクター」を目指しています。そんな私が「海外旅行時の健康管理」に関する本を4月21日から出しました。悠飛社(03-5327-6052)坂本泰樹。「機内にお医者さんはいませんか?」空飛ぶドクターの海外旅行と健康管理。私の紀行文を中心に、「旅行医学」について詳しく解説した本です。高山病、ロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)、旅行中の二大死因(心筋梗塞、脳卒中)、旅行者下痢症、時差ぼけ、頻尿・尿失禁などの内容で、機内でのドクターコールについても、医者の立場から提言しています。



    【旅行時期】2007/06/21~2007/06/26
    【エリア】ユングフラウ
    【テーマ】ハイキング・登山
    【投稿者】空飛ぶドクター

    高山病治療の旅(1)マッターホルン(by 空飛ぶドクターさん)

    泡風呂
    【再びアルプスへ】
    6月のスイス・アルプスのユングフラウでの大失敗にもめげず、再度8月18日から9日間、今度は同じスイスのマッターホルンとフランスのモンブランへ行って来ました。目的は前回と同じく、高山病の実地調査とあわよくば、患者の治療をしてみようというものです。もちろん、前回同様自分自身の観光を兼ねているので、失敗してもともとです。看板は前回の失敗を教訓に、もう少し事細かに説明し、自分が日本から来た医者であることが分かるようにしました。

    今回の格安航空券は、乗継が便利な大韓航空で、ソウル経由ですが、チューリッヒまでは直行便です。久しぶりの大韓航空で、スチュワーデスの水色の制服も昔の記憶とはずいぶん違います。機内は質素で、エコノミークラスには各自のディスプレーはありません。従って、音楽を聴くしかすることもなく、映画を見たりする誘惑がなく、ひたすらよく眠れました。皮肉なことに、貧弱な設備のほうが時差ぼけ対策にはよさそうです。機内食にまでビビンバが出るのにはビックリしました。回りの韓国人を見ると、ひたすらご飯と野菜とチューブ入りの唐辛子をしつこいぐらいこねくり回してから食べるのが韓式のようです。

    スイス・アルプスという先入観で前回と同じく、チューリッヒ空港から入国と決めていました。前回同様に、スイス・パスという鉄道のパスがあり、フレキシ・パスだと移動する日だけのパスを選べて安くなり、しかも登山列車の半額割引もつきます。でも、気が付くのが少し遅過ぎましたが、今回の目的地のツェルマットとシャモニ(フランス)に行くのなら、最近しょっちゅう利用しているイタリアのミラノの方が実は近いのでした。実際、9月からミラノにAFSで高校留学している娘のホストファーザーからのメールでは、冬には近くのツェルマットやシャモニへスキーに毎年行くそうです。娘も連れて行ってもらえそうです。羨ましい!アルプス山脈というのは、イタリア北部にもあるのでした。どうも日本人の私としては、アルプスはスイスという先入観があります。モン・ブラン(Mont Blanc;白い山)はフランス語で、イタリア語ではモンテ・ビアンコ(Monte Bianco)と呼ばれるという事を今回知りましたが、実際にフランスとイタリアの両国にまたがっています。発音はかなり違っても、綴りではかなり両国の言語が似ていることがわかると思います。

    【温泉地、バーデンへ】
    チューリッヒからは、最初の目的地、温泉地のバーデンへ行きました。チューリッヒの郊外で、電車で30分程度です。ドイツのバーデンバーデンと紛らわしい名前ですし、ホテルの予約で気が付きましたが、むしろオーストリアのバーデンの方が有名なのかもしれません。ドイツ語の Baden とは英語では Bath で、温泉地ではありふれた名前のようです。でも、着いてみると駅前はものすごくにぎやかで、お祭のような感じでした。

    ここも、ドイツ語圏の温泉地でクアハウスがあり、お目当てのカジノがあります。いつものように、夜はブラックジャックで楽しんだのですが、翌日の昼間はまだテーブル席のカジノは開いてなく、スロットマシーンの類だけで困りました。そこで、色々観察しているとポーカーはルールがやや複雑そうですが、ルーレットのスロットマシーンがあります。こんなもの、数字が当たるわけがないとは思ったのですが、器械にくせがあるのか、どうも意外と同じ数字がわりと頻回に出ているのに気づき、以前に出た数字を選び、4つの数字にまたがって4〜5ヶ所賭けてみると意外なことに結構当たり、かけ金が倍増しました。ビギナーズラックでしょう。

    川の傍にある共同温泉へは翌朝行きました。しかし、だいぶヨーロッパの温泉に慣れたせいか、ここバーデンの温泉ではあまり感動はありませんでした。悪くはありませんが平凡でした。同じスイスの温泉でも前回のロイカーバートの方は、ゲンミ峠の麓で絶景でしたが、ここはせっかく川沿いなのに屋外温泉プールからも木に囲まれて川が見えません。外から覗けないようにした日本の温泉のようです。型の如く、打たせ湯や泡風呂はありますが平凡です。サウナもありますが、ヨーロッパの温泉で時々見られるように別料金でした。前夜に行ったホテルの温泉も値段なりの温泉でした。全部室内でした。個人的には、開放的な屋外もあったほうが好きです。サウナ、ミストサウナ込みですが、ユーロ高のせいかやや値段が高く感じます。3年前は1ユーロ120円程度だったのが、今は160円近くします。予約が必要なようですが、アーユルベーダのマッサージの部屋までありました。でも、自分が一人のせいかもしれませんが、ほとんど他のお客がいないのも閑散として寂しいものです。

    【マッターホルンの見えるツェルマットへ】
    カジノを昼過ぎに出て、最初の目的地ツェルマットへ向かいました。2回ほど乗り換えして夕方には着きました。スイスでもアルプスの山に行くには、どうしても乗換えが多くなります。前もってインターネットで調べて印刷していたのですが、それがないとどこで乗り換えていいのかわかりません。但し、駅の切符売り場でも印刷してもらえるようです。ここはインターラーケンと違い、街からきれいにマッターホルンのとんがり山が見えます。ツェルマットは標高1600Mの小さな町ですが、インターラーケンと同じく日本人観光客が相当います。電気自動車以外は禁止された静かな町です。

    翌朝はいよいよマッターホルンが目の前に見れるゴルナーグラート展望台です。登山列車ですが、標高500Mから出発のインターラーケンと違い、標高1600Mのツェルマットからはわずか1時間弱で標高3100Mの展望台に着きます。ところが、天気に恵まれず目の前にあるはずのモンテ・ローザやマッターホルン等の山々は何も見えません。しかも、ここは標高が相対的に低くそんなに寒くないせいか屋外の展望台です。標高がそんなに高くないせいか、一緒の列車の多くの日本人も一人も高山病の人はいなさそうです。しかも、雨まで降り出しそうな天気です。とても、看板を立てて患者を待つような雰囲気ではありません。あっさり見切りをつけ下山しました。まだ昼過ぎで時間があるので、観光客は少ないかもしれないけれど標高は3880M程あるもう一つのクライン・マッターホルンへロープウェイで上ることにしました。もちろん、こちらの方が標高が高いので高山病の患者がいるかもしれないと考えたからです。

    ゴルナーグラート展望台から下山して、狭い街を10分も歩くとクライン・マッターホルンへのロープウェイ乗り場に着きます。結局、2回ロープウェイを乗り換えて終点の駅に着きます。少しトンネルを歩いてようやく展望台ですが、ここは非常に狭いのです。しかも、観光客が少ないはずで、団体客用のゴルナーグラート展望台と違い、ほとんど人がいるようなスペースはなく、眼下には夏スキー客が滑っているのが見えます。こんなところですから、もちろん日本人の観光客は見当たりません。またしても失敗です。スキーには最適の場所のようですが、今回の私の目的からははずれています。今回も自分が高山病にならないようにダイアモックスを予防的に内服していますが、少し多尿による頻尿の副作用を今回は自覚しました。

    居場所もなく、狭い山小屋の喫茶室でコーヒーとソーセージの軽食をとり、あきらめて下山しました。相変わらず、天気も雨模様でスッキリしません。冴えない一日です。夕方、食事のためにホテルを出ると、不思議なことにこんなに天気が悪いのに、何故か今頃になってマッターホルンが夕闇に迫られながらもくっきりと見えるのです。
            (2)モンブラン へ続く

    私はツアー添乗医師を目指している日本旅行医学会認定医です。
     
  • http://www.kanoya-travelmedica.com
  •  にて、私の紀行文がまとめて読めます。旅行好きを仕事にするため、「空飛ぶドクター」を目指しています。そんな私が「海外旅行時の健康管理」に関する本を4月21日から出しました。悠飛社(03-5327-6052)坂本泰樹。「機内にお医者さんはいませんか?」空飛ぶドクターの海外旅行と健康管理。

    【旅行時期】2007/08/18~2007/08/26
    【エリア】ツェルマット
    【テーマ】ハイキング・登山
    【投稿者】空飛ぶドクター

    青春18キップの旅2007年夏 その2−1(by 滝 望洋さん)

    泡風呂
    青春18キップを使って、第2回目、広島・道後、2泊3日の旅に行きました。
    子どもたちの夏休み中の混雑を避ける意味で、9月になってから行きました。お陰で、列車は比較的空いていて、快適に旅することができました(以前、姫路・岡山間の列車が超満員でたいへんだった経験があるものですから・・)。
    ルートは、湖西線で山科へ出、そこから東海道線の新快速で相生へ。あとは、山陽線で、岡山、糸崎で乗り継ぎ広島に13:33到着。結構近い! もっと遠くへも行けるけど、今回は大好きの広島カープの試合をもうあと1年あまりで見納めとなる現在の市民球場で観たいという目的があったので、13:33は15:00開始の試合にピッタリの到着なのです。
    昼食は、時間が遅くなったので、お好み村まで行かず駅の2階のお好み屋で食べました。宿泊は、広島東急イン(生命保険の会社から、補助が出るので)。荷物を置きにホテルへ寄って、球場へ。市内の中心部に球場があるというのは、便利でいいと実感。球場は、前田選手の2000本安打達成の翌日(しかも日曜日 実質夏休み最後の) ということもあってすごい盛り上がり。しかも、その前田選手の活躍で広島が勝ったのですから・・・。場内の盛り上がりに浸れて楽しかったです。
    試合後は、ホテルにいったん戻ってから、夕食に出ました。実は、このホテルのそばに天然温泉の「音戸温泉」があるというので、それに対する期待もあってこのホテルにしたので、夕食前に寄ってみたのですが、入ってみてちょっとがっかりでした。ビルの2階でしかも、浴槽が、ジェット風呂(温泉)、泡風呂(温泉)、水風呂と3つあるにはあるのですがどれも狭くて小さい。ちょっと温泉気分には慣れなかったです。
    夕食は「酔心本店」で食べました。名物の釜飯と赤出し、カキの酒蒸しを頼みました。何回か広島には来ているのですが、なかなかこれなかった店で今回はここに行こうと決めてきましたので・・・。夏なので々かと思ったのですが、カキも大きくて実がプリプリして美味しかったです。店の雰囲気もなかなかいいし、これは正解でした。
    翌日の午前は、平和公園。映画「夕凪の街 桜の国」を観たので、やはりもう一度じっくりと見たいなと、慰霊碑や原爆ドーム、資料館などをゆっくり回りました。一瞬のうちに多くの人の生命を奪い、居残った人にも苦しみを与え続けた核兵器の残酷さを、この現在の広島の平和な風景との対比であらためて噛みしめた半日でした。

    【旅行時期】2007/09/02~2007/09/03
    【エリア】県庁・平和記念公園周辺
    【テーマ】スポーツ観戦
    【投稿者】滝 望洋

    泡風呂関連エントリー

    犬のイラスト 「ブルドッグ泡風呂」

    雑貨屋なんかに売ってる、茶色い四角い石けんを貰いました。自然素材がなんとかと書いてありましたけど、普通の石けんってそんなに人工物でできているものなんですか。 ちょうど石けんが無くなりかけていたので嬉しかったんですけど ...

    犬のイラスト 「ブルドッグ泡風呂」

    ★新製品/香りのある泡風呂ができる「バスフォーム」★

    ... 新製品/香りのある泡風呂ができる「バスフォーム」★ ★新製品/香りのある泡風呂ができる「バスフォーム」★ 香りのある泡風呂ができる「バスフォーム」 ■SABON Japan 浴槽に適量入れ、勢いよくお湯を注ぐだけで ...

    ★新製品/香りのある泡風呂ができる「バスフォーム」★

    バブル★バス(泡・風呂!!!!)

    ... 発刊効果&脂肪燃焼効果 &泡風呂で最高です リラックス、そして何故か 浄化作用 もあるらしく、 フランス、進んでますねぇ 香りも 最高 山田優子、本日も自信を持って皆様にオススメ、 リッチな美容浴用化粧品をご紹介しました。 ...

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    中村知世 セクシー泡風呂シーンに挑戦!

    グラビアアイドルで、DVDランキング1位にもなったことのある中村知世さんがDVDを発売しました。 タレントの中村知世(20)が24日、東京・秋葉原のヤマギワソフト館でDVD「Say Cheese!」の発売イベントを行った。

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    泡風呂♪

    くまが岡山に学会で不在のため、一人暮らし気分で 読書しながら、いただきもののLUSHのバブルバス。 長くいても、湯冷めしにくい気がしたよ。 今更だけど、「夢をかなえるゾウ」 面白いね。 ...

    泡風呂♪

    泡風呂に関する質問

    泡風呂 泡風呂ってどんな感じですか?

    泡風呂ってどんな感じですか?彼女が泡風呂に入りたい入りたいというのですが実際のところ泡風呂ってそんなにいいものなのでしょうか?

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    カテゴリ:健康、美容とファッション>コスメ、美容>エステ、マッサージ

    泡風呂 泡風呂を作る入浴剤・マシン

    泡風呂を作る入浴剤・マシン日常的に使える(コストパフォーマンスの良い)、シャワージェル・フォーミングバス類(泡風呂にできるもの)を探しています。現在候補はボディショップのシャワージェルですが、お勧めをお聞きしたくて質問しました。「香りがいい」「泡が持続する」「潤う」などのオススメポイントもあれば教えて頂けますと嬉しいです。また、シャワージェル類を入れて泡を作るマシンなども探しています。オススメがあればご紹介よろしくお願いいたします(バンプレストのバブルパレット以外)。予算の目安としては、シャワージェル ~200円程度/1回分で安いほど嬉しいです。マシン類は5000円程度までのお手軽なものでお願いします。

      泡風呂を作る入浴剤・マシンの詳細

    カテゴリ:健康、美容とファッション>コスメ、美容

    泡風呂 泡風呂、入浴剤を英語、中国語でなんていいますか?

    泡風呂、入浴剤を英語、中国語でなんていいますか?ジャグジーを使わず、入浴剤(バスオイル、バスジェル)を使い、泡風呂にした時の「泡風呂」のことを英語でなんていいますか?Bubble bathでいいのでしょうか。また、その場合の中国語を教えてください。同じく、「入浴剤」はなんていいますか?翻訳サイトはたぶん違う言い方をしています。辞書にはのっていなし…。こっちも中国語も知りたいです。よろしくお願いいたします。

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    カテゴリ:教養と学問、サイエンス>言葉、語学

    泡風呂 お風呂を泡風呂にするには??

    お風呂を泡風呂にするには??お風呂を泡風呂にするには、どうしたらいいですか??そういう機械や、そういう入浴剤などがあるのでしょうか?

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    カテゴリ:暮らしと生活ガイド>家事、住宅

    泡風呂 久々に泡風呂を楽しみたいんですが、どの洗剤(入浴剤?)を使えばいいのか分かりま....

    久々に泡風呂を楽しみたいんですが、どの洗剤(入浴剤?)を使えばいいのか分かりません!子供の頃に使っていたのは、足でバタバタしたり水を強めに出したりして遊びながら泡を作っていました。だけど今はユックリと楽しみたいんですよね。そこでおすすめの泡風呂を作る入浴剤を教えて下さい!!これは我が侭なんで、出来ればでいいのですが肌がそれほど強くないので、あまり刺激が強過ぎないものがいいです。どうぞよろしくお願いします!

      久々に泡風呂を楽しみたいんですが、どの洗剤(入浴剤?)を使えばいいのか分かりま....の詳細

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